【小説・ノベル】
FANZA
主人公・田上涼は姉の沙里にゴリ押しをされて同棲している女性・新里麗香がいる。
麗香は美人でセクシーなのだが、姉いわく『プライベートがカス』で、確かに下着は脱ぎ散らかすし、バスタオル1枚でリビングを歩き回るし、涼を童貞だとすぐに馬鹿にするしという感じで、涼はすぐに出ていってほしかった。
ただ、人というのは慣れてくるもので、そのうち涼は麗香に「いつ出ていくの?」と聞かなくなってしまった。
そんなタイミングで麗香は出ていく素振りを見せる。すると涼は「気が済むまでいてくれていい」と言ってしまうのだ。
これは沙里が麗香に促した作戦だった。まんまと引っかかった形になった涼だったが、その後に麗香が涼のことが好きだということを聞き驚くのだった。
麗香は、涼が「好きな人でないと(エッチが)できない」と言っていたので、「私はいつでもいいので、あとはそっちのタイミングでよろしくね」と言うに留まった。
しかし、麗香は翌日からささやかでエッチなアプローチが始めるのだった。
そしてついに涼は落とされ、無事に童貞を卒業することになるのだが・・・